表紙にように見えるフィルムは、実は透明フィルム口絵で本当の表紙は二枚目の雲竜紙。リング綴じ製本だから可能な仕様の一冊になっています。本の形は縦長で本文も縦に一列で描いてありますが、リング綴じ製本を使うことで、本文を180°以上開くことが可能になり上のページから下のページへ一目で読み進めることが可能です。
表紙の前に透明フィルム口絵。
表紙にように見えるフィルムは、透明フィルム口絵で本当の表紙は二枚目の雲竜紙となっています。口絵を表紙の前に持ってくるというリング綴じ製本だからこそできる仕様となっています。
表紙は雲竜紙220kgを使用。フルカラー印刷で透明フィルム口絵から絵柄が透けて見えます。表紙にはタイトルもなく、こちらが口絵のような働きを担っています。
透明フィルム口絵にタイトルを印刷。
表紙の前の透明フィルム口絵にフルカラー+白印刷でタイトルとキャラクターを印刷。透明フィルムはホログラムPPが裏面への加工となることを活かし、タイトルとキャラクター部分にはホログラムがかからず、二枚目の表紙のキャラと背景のみが輝く幻想的な雰囲気に仕上がっています。
変型断裁とリング綴じ製本。
本を縦長に変型断裁しリング綴じ製本で短辺綴じにすることで縦に開く面白い仕様になっています。ページを180°以上開くことが可能で縦につながった本文も読みやすく、読み終えたページも裏に回すことができ邪魔にもなりません。
表紙:雲竜紙220kg/遊び紙:てまり朱/口絵:高透明フィルム200ミクロン(CMYK+白印刷)(表紙の前に移動) 本文:コミック紙ホワイト 特殊加工:リング綴じ製本・変型断裁・口絵ホログラムPP(シティライト)・口絵を表1の前に移動