赤と青のベタが印刷されたブックカバー。変形断裁でちょうど本の半分の高さとなっています。このカバーは上下に移動させることで、表1・表4にそれぞれ上下反転されて箔押しされたタイトルとそれぞれの背文字のどちらかが見えるようになる仕組みです。本文も前半と後半で上下が反転しており、ブックカバーの位置で本の向きが変わり2つの物語が楽しめる仕様となっています。

表1側に赤ベタ、表4側に青ベタが印刷されたシンプルなデザインのブックカバー。変形断裁で本の半分の高さになっており、上下に移動させることが可能です。

表1と表4にはポーラライトの箔押し加工で2つのタイトルが入ります。表4側は文字が上下反転しており、本を180°回転させないと読めなくなっています。背表紙部分にも上下に二つこちらも反転したタイトルが入ります。

寸足らずのカバーを移動させ表1側（malum armeniacum）のタイトルを隠すと、表4側にもう一つのタイトルが現れます。タイトルを読むために本を回転させると表1と表4が入れ替わりもう一つの顔（物語）が現れます。

本文も表紙同様、途中から上下が入れかわり表1側と表4側どちらからでも読み進めることが可能になっています。