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TOP>>特殊加工>>盛り上げ箔加工>>データ作成時の注意点とご了承事項

  フルカラー印刷データと盛り上げ箔加工データはレイヤーで分けて、データ作成下さい。
オーダーで「2回目盛り上げ箔加工」や「3回目盛り上げ箔加工」を
ご利用される場合は1回目の盛り上げ箔加工データとはレイヤーを分けて作成下さい。
また、白印刷をご利用される場合も白印刷部分は別レイヤーで作成下さい。
盛り上げ箔加工する部分をスミ100%で作成して下さい。
スミ50%などのグレーの表現は出来ません。




  表紙全面に盛り上げ箔加工が可能です。お好きな部分をお好きなだけ加工してください。
表紙1全面と表紙1-4全面の場合の料金表をそれぞれご準備しております。
※但し、断裁位置や曲げる部分(背の折り部等)から2ミリ以上離して絵柄を描いて下さい。





  盛り上げ箔加工は印刷と作業工程が別なので、フルカラー印刷データと若干のズレが生じます。盛り上げ箔部分の下の印刷絵柄が白くなっていると、盛り上げ箔加工がズレた時に、白が見えてしまいます。
多少ズレても問題ないように盛り上げ箔加工部分の下にも絵柄を描いて下さい。





  盛り上げ箔加工は折りや断裁部分(ヌリタシ)には加工出来ません。
断裁位置や曲げる部分(背の折り部等)から2ミリ以上離して絵柄を描いて下さい。
※万一折りや断裁位置にかかるようなデータになっていた場合は、その部分を削除して
 加工させて頂きますので予めご了承下さい。





  広いベタ面積の加工の場合、盛り上げ箔加工機の都合上、若干のスジムラや気泡跡が発生する場合があります。酷いものは不良品として弾くようにしていますが、若干のスジムラや気泡跡のあるものは良品として作業を進めさせて頂きます。予めご了承の上ご発注下さい。。

  ホコリや微細なゴミが箔フィルムの下に入ってしまい目立ってしまいます。




  盛り上げ箔加工は、盛り上げ用ニスの上に箔を転写する加工です。最新鋭の加工機ですので、かなり細かい文字や絵柄の表現が可能ですが、どうしても箔を転写するという加工の特性上、盛り上げ用ニスが密集した細かい部分箔は箔がツブれ気味に転写され、細すぎる線等は箔が転写されない事があります。(1pxの線は箔が転写されません)データ作成時はご注意下さい。
※特にベタ白抜きで小さい文字がある場合は、文字を太く・大きくしないとツブれが発生します。
※箔の種類により、着きが弱い箔もあります。予めご了承下さい。

  0.3ポイント以下の線はカスれて見えにくくなっています。


  ベタ白抜きの場合は特にツブれ易いです。0.3pt以下はツブれてしまいます。
0.5ptでもツブれるところが出てきます。1ptはあったほうが無難です。


  写真左のように6pt以下は箔がうまく転写されず、ツブれたり、カスれたりします。
写真右のようなベタ白抜きの文字の場合は特にツブれ易いです。




  盛り上げ箔加工は、環境の変化による「盛り上げインク」と「箔フィルム」の伸縮の違いにより、箔フィルムに微細な「ひび割れ線」が入る場合があります。光にかざして、よく見ないと分からない程度ですが、予めご了承下さい。特に「2回盛り上げ箔加工」や「3回盛り上げ箔加工」等、機械に何度も通す(熱をかける)ことで「ひび割れ線」が入り易くなります。柄の入ったホログラムやマット系の箔は「ひび割れ線」がほとんど目立ちません。

  盛り上げ箔加工/ゴールド


  盛り上げ箔加工/ピンク




  線や点(小さな絵柄)等、加工面積が狭い方が、盛り上げニスがその場に留まろうとする表面張力により、盛り上がりますので、箔を転写した時により盛り上がって見えます。
逆にベタ面積が広いと盛り上がり効果が減少します。

  線や点等を主体にしたデザインをお勧め致します。