TOP>>オフセット印刷との違い
オフセットに迫る高品質な印刷を小ロット・低価格で提案できるデジタル印刷ですが、 オフセット印刷とは印刷方式が根本的に異なります。どこがオフセット印刷と違うのか、またそのことによるいくつかのデメリットも記載致しますので、 デジタル印刷についてよくご理解の上、ご発注下さい。 データ作成時にこれらの事に注意して頂き、印刷トラブルを出来るだけ回避して、より良い本づくりにお役立て頂けたら幸いです。


一度濡れた紙を乾かすと紙にしわが入り波打っている現象を目にすることがあると思いますが、弊社の印刷機の中でも、その現象と同じような事が起きます。 デジタル印刷機の中は180℃以上の熱を発していて、印刷用紙はこの中を通って印刷されています。すると紙に含まれている水分が一気に奪われて、用紙の波打ちが発生します。
季節や周辺環境により、綺麗に戻ったり、逆に波打ちが激しくなったりするようです。
対策としては、重石などを置いたりすると直った等の報告は受けておりますが、確実に直るとの保証は致しかねます。
プリントオンでも使用用紙を厚くしたり、印刷後重石を乗せるなどの出来る限り対策をとっていますが、 多少の波打ちが出ることはご理解の上、ご発注下さいますようお願い致します。



デジタル印刷は乾式トナー方式で印刷されています。紙の上にトナーが乗っており、それを定着機により 定着させて印刷されています。よって「折り」や「曲げ」に弱く、「トナーの剥がれ」が起きることがあります。 「特に濃い印刷部」や「ベタ印刷部」などでトナーの剥がれが目立ちます。
対策として、「折り曲げ位置の印刷を回避」させることや、「PP加工を施す」などをすることによって 「トナーの剥がれ」が回避出来ます。カバーやブックケースなどをご発注の際は充分にご注意下さい。



乾式トナー方式のデジタル印刷機では凹凸のある用紙の凹部分にインクが乗らない「中抜け」の現象が起こります。「トナーの剥がれ」の項目でもありましたように、デジタル印刷機は「乾式トナー方式」ですので、紙の上にトナーが乗っている状態です。オフセット印刷のようにインクが用紙の凹部分に流れ込んで印刷されることがありません。プリントオンのデジタル印刷機は従来から樹脂ベルトに弾性をもたせた[弾性中間転写ベルト]を採用しており、通常のデジタル印刷機よりは「中抜け」の現象が抑えられますが、それでも完全に無くなる事はありません。
エンボス系の特殊紙をご使用の場合は、その事をご理解の上、「中抜け」が起きても問題ないようなデザインにしてご発注下さいますようお願い致します。
また、ご注文前に「用紙の特徴」のページを必ずご参照頂き、ご使用になる用紙の特性をよくご理解下さいますようお願い致します。



新モノクロ機の導入によりモノクロの印刷は格段にテカリはなくなりましたが、フルカラー、一色刷りにつきましては従来機での印刷となりますので、本文色替えや、フルカラー印刷等は多少のテカリが発生いたします。
本文などの印刷に関しては多少凹凸のある「コミック紙」を使用するとテカリが抑えられる傾向にあるようです。
是非お試し下さい。



乾式トナー方式により、「トナーを紙の上に乗せる」イメージで印刷を行っています。よって当然トナーの厚み分盛り上がり感が出ます。この現象は特にリッチブラック(CMYK各100%など)にすると顕著に現れます。プリントオンのトナーは微細に分散した粉砕トナー「Vトナー」を採用しており、盛り上がり感を出来るだけ抑えるようにしてありますが、オフセット印刷と比べるとどうしても盛り上がり感があります。特にクリアPP加工を施すとより盛り上がり感が増すようです。
対策として、光の反射を抑える「マットPP加工」に変更などをして頂くとあまり目立たなくなるようです。
このことを充分ご理解の上データ作成して頂き、ご注文くださいますようお願い致します。



本文印刷時、印刷絵柄に「黒ベタ」が多い場合でコミック紙やクラフト紙など嵩高の用紙を選択すると掠れや白抜けが発生する場合があります。デジタル印刷機は湿度や温度の違いによる影響を受けやすく、さらに定着性の悪い嵩高紙を選択することで季節柄どうしてもこのような症状がでてしまう場合があります。
この症状はページ全面に黒ベタ等があると特に目立ちます。
必ずこのような症状が出る訳ではありませんし、万一出た場合においても少しでも軽減出来るように最善の努力を致しておりますが機械の性能上どうすることも出来ない為、クレームの対象からは外させて頂きます。予めご了承下さい。